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よく口ずさんでい曲は、沢山ある。あまりに多くて、これでは一日中何かを口ずさんでいることになるのではないだろうか? 例えば、「枯葉」、「聞かせてよ愛の言葉を」、シャンソン「Romance」、この曲を横文字で書くのは、岩崎ひろみの「ロマンス」と区別すためである。そのほか、「意気地なし」、「今日でお別れ」、「人生劇場」、「枯れすすき」、「人生の並木道」「帰れ釜山港へ」」、「ソウル賛歌」、「モッポ(木浦)の涙」「テージョン(大田)ブルース」、「涙の豆満江」、「下宿生」、「モンエー(頸木)」などなどだが、この際、「長い道(「悲しき天使」)をしっかり覚えて、当分これ1曲で行きたいと思う。本当に良い曲だ、否, 同感できる曲だ。
Those Were the Days by Emil Bulls
- アーティスト: Emil Bulls
- 出版社/メーカー: Imports
- 発売日: 2015/08/07
- メディア: CD
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年賀状
毎年この時期になると年賀状を何枚買おうかと考える。
と同時に「虚礼廃止」だ、今年こそもう止めてしまおうとも思ってしまう。
しかし虚礼とは言っても毎年元日の朝届いた年賀状を1枚1枚見ていくと出してくれた人の顔が思い浮かび、声さえ聞こえてくるような気がして、懐かしく元気そうで良かったと思い、1枚の賀状で旧交を温める。
やはり、とても止められない。
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私が生まれ育ったところは、選挙の時ぐらいしか自動車が通らないような田舎だった。
子供の頃、通っている小学校が本当に目の前にあった。おそらく直線距離で数百メートルも離れていなかったと思う。ひょっとするとせいぜい百メートル位だったと思う。
なにしろ大声で呼びかければ聞こえたのだから。
ところが、この学校に通うのに往復半日はたっぷりかかった。少なくとも片道1時間はかかったはずだ。
なにしろ、近道をするには一旦急斜面の一本道を谷底まで降りて、水車小屋の近くから同じ距離を反対方向によじ登らなければならないのだから。
これとは別に田畑を通って平たんな道を行く方法もあったが、時間がかかりすぎた。
この水車小屋の辺りを皆「ごみ谷」と言っていたので、上の方からゴミでも集まってくるのかなと大学生のころまで思っていたが、実は「ごみ谷」ではなく「込谷」だと、大学生になってから尋ねて行って初めて知った。
また、近くに天然記念物の「シラサギ草」や千振りが自生していた「くろぞう」と呼ばれる湿地があったが、これも実は「黒沢」であることが、その時分かった。その黒沢にあった池で良く魚釣りをしていたが、小ぶりの湖位だと思っていたものが、実は大きめの水たまり程度にすぎないことも、その時知った。