お題「おばあちゃんの思い出」

 ソウルに住んでいた時、夏休みを利用して釜山の従兄の家に遊びに行った。

すると亡くなった父にそっくりな老女が迎えてくれた。

 父方のお婆ちゃんだと思って接していたが、従兄に確認すると何とコモだと言う。

つまり父の姉だったのだ。何くれと無く世話を焼いてくれたが、布の小袋からおカネを出して、小遣いをくれたりした。女性なのにあんなに父に似ているなんて・・・・。