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お題「冬の朝」

 少年の頃、牛乳配達の手伝い(アルバイト)をしていたことがある。

冬の朝早く橇に積んだ牛乳をお客さんの玄関に運び、空き瓶を下げてくるのだが、

(昔は牛乳パックが無かった。ガラスの瓶に入れていて、瓶は再利用されていた。)

 配達する新鮮な牛乳を玄関に置いた後、空瓶の中に指を入れて、二三本まとめて運ぶのだが、牛乳の脂肪分のせいで、ぬるぬるして滑りやすい。落とさないよう注意して走って橇まで持ち帰る。

 中には、瓶をきれいに洗っておいて返してくれるお客さんもいた。

 うれしかった。