■
「朝鮮王朝の美展」が最も印象に残っている。
同展はまず、2001年7月14日から8月26 日まで北海道立近代美術館で開催され、続いて同年9月19日から11月11日まで北海道立函館美術館で開催された。
私にとってこの美術展が印象深いのは、近代美術館での美術品の開梱、目録との照合、チェックから展示作業、展示後の目録との照合、チェック、美術品運搬専用車への積み込み、函館への移動(途中暴風雨のためルート変更のハプニングあり)、函館美術館での美術品の開梱、目録との照合、チェックから展示作業、展示後の目録との照合、チェック、移送のための美術品運搬専用車への積み込みまでの一部始終を通訳として見守っていたからである。
また、この時初めて美術品の輸送には専用車両を用い、運転者等運搬に従事する人たちも、そのためのトレーニングを受けた専門家であるということを知った。