お題「思い出の味」

 まだ就学前だったと思うが、新聞紙に塩を包んで谷に行き、土地の言葉で「ゴッポ」(すかんぽ・いたどり)の若芽を折りとって塩を付けて食べた。

 麦やトウモロコシ、サツマイモが主食で、食糧不足の時代だったためか、とても美味しいと思った記憶がある。