お題「桜」

 小学校の入学式も幼稚園の入園式も終わった。

だが、この北国に桜はまだ咲かない。

それどころか残雪は、立木の周りを円く囲って薄汚れて残り、枯れ葉が風に舞う。

 ときどき強い風が吹くのに、春霞のようなものは去らず、空もどんよりしている。

青空と輝く陽光と桜の下で、ようやく雪の溶けた春の道を散策したら、どれほど愉快なことだろう。

お題「朝ごはん」

今日の朝ご飯は赤飯と豆腐の味噌汁に昆布の佃煮だった。うまかった。

最近はパンの朝食にすっかり慣らされていたが、やはり米飯の朝食は、良い。

 朝から食べることであれこれ考えるのは、どこかすっきりしないが、食事や食べることの喜びが我々の幸福のかなりの部分を占めるのも事実であろう。

 

 

お題「今日の出来事」

 今日は2017年4月6日木曜日だ。今日の出来事とは、既に起こったことではなく、これから起こることだ。

 カレンダーを見て、今日は何もないなあ!と思ったが、何と!今日は妻の誕生日ではないか!!

 既に現役を退いて久しいが、それでも3歳児、6歳児の孫の世話をあれこれ焼いては、いつも自分の時間が無いと嘆いている。

そんな彼女の誕生日をどう祝って上げたら良いだろうか。

これからも病気にならずに、健康に日々を過ごしてほしい。

誕生日おめでとう!! サランハンダ。

お題「愛用しているもの」と言えば、「エースジーン」のビジネスリュックEVL2.5Sだ。15年ほど前使用していた肩掛け式のかばんに資料や辞書類を入れて歩いていて、腰を痛めてから、継続して愛用している。外出する時は必ず背負っていく。両手が自由になり、左右どちらかだけに荷重がかかることもなく、健康に良い。

お題「新生活」

 お題スロットを回していて、このお題に行きついた。

 時は4月だ。旅立ちの時だ。もうすぐ桜も咲くだろう。 

 新生活に踏み出したいという思いが強い。このまま何もしないで十年一日のごとく無為に過ごしていくのは嫌だ。

 何を止め、何を始め、どういう生活をすべきか?まだ何も決めていないが、

「新生活」に踏みだしたい、と思う。

お題「好きな作家」

 アントワーヌ ドウ サンテギュジュペリが好きだ。高校2年生の時、外国語市民講座のテキストに『星の王子様』の抜粋が出ていて、それを読んで以来好きになった。

その後大学受験のため東京へ行く列車の中で、前か後ろの席にいた受験生らしい母娘がこの本の話をしているのを聞き、思わず持ち合わせていた『星の王子様』を見せたこともあった。

お題「好きな短歌」

与謝野晶子の「君死にたまふことなかれ」が、好きだ。

「ああをとうとよ、君を泣く、

君死にたまふことなかれ、

末にうまれし君なれば

親のなさけもまさりしも、

親はやいばをにぎらせて

人を殺して死ねよとて

二四までをそだてしや。」

と始まり、若妻のいる身で、旧い商家の跡取りとしての自覚を促し、死んではいけないと説くこの歌が好きだ。